ドライアイと病院でいわれました。日常生活でどんなことに気をつけたらいいでしょうか?
まず、コンピューターで作業をする際は以下のことに気をつけましょう。
PCのディスプレイは下方に置いたほうがよいです。
PC作業中はどうしても瞬きが減りますので、意識的に瞬きをするようにしましょう。
さらに、目がつかれることもありますので、定期的に目を休めて、遠くを見たり、目を動かしたり、意識して瞬きすることをお勧めします。
また、空気の状態やエアコンの風もドライアイに関係してきます。
冬が近づいてきて、空気が乾燥してくると、ドライアイの症状が強くなることが多いです。
部屋の加湿に気をつけましょう。
冬は風邪防止のためにも、室内が乾燥しないように、加湿器の使用をお勧めします。
夏も冬も言えることですが、エアコンの風が直接目に当たると、目が乾燥することがあります。
エアコンの風が目に直接当たらないような工夫をされたほうがよいとおもいます。
また、「ドライアイメガネ」というものもあります。
目の周りに透明なプラスチックで覆いをして、目の渇きを防ぐものです。
フレームに水を含ませるスポンジがついているものもあります。
一般的には病院で処方された薬の治療がメインになると思いますが、これらの日常生活での気配りもかなり効果的なようです。
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ドライアイで涙点プラグという治療をすすめられました。どんなものなのでしょう?
簡単にいうと、涙の出口をふさぐものです。
涙の出口を涙点といい、目の内側に上下1つずつあります。
その涙点にプラグという器具で栓をするのです
すると、涙の量が少ない人でも、涙が目の表面にたまりやすくなるわけです。
ただ、涙が目の表面にたまりやすくなるために、まれにですが、トラブルが起こる人もおられます。
プラグをして、調子が悪くなった場合は、早めに医師にご相談ください。
また、数週間から週か月でプラグが外れてしまうこともあります。
プラグをした場合は、強く目をこすらないようにしましょう。
ドライアイの新治療薬がでたそうですが、どんなものですか?
涙の中のうるおい成分のムチンを増やす目薬です。
何種類かあります。相性もあるので、主治医の先生にご相談ください。