石川眼科 本文へジャンプ
目のなんでも相談室
子供の目 近視について コンタクト
ドライアイ 白内障 緑内障
花粉症 目の糖尿病 遠視について
コンタクトレンズ


Q コンタクトレンズは何歳からできますか?
A その人の目の状態によっていろいろなのですが、一般的には中学生ぐらいからをお勧めしています。
今、日本では1000万人の人がコンタクトレンズを使用しているといわれています。
メガネよりかわいく(かっこよく)みえるし、スポーツの時も楽、左右差がある目でも、右でも左でもくっきりみえる、なによりも枠がないし、像のゆがみがないので、すっきり見えてとても快適!!!

コンタクトが人気なのももっともです。

でも、直接目の表面につけるものなのです。
使用方法をちゃんと守らないと、角膜潰瘍などの大変なトラブルになることもあります。

はじめにきちんとした使用方法を覚えて、快適なコンタクトライフを送りましょう!!
また、当院では目の病気になったときなどのために、メガネもお持ちになることをお勧めしています。

初めてコンタクトをあわせるときは、出し入れの練習、1日タイプ以外はケアの練習もいたします。
1時間程度、お時間の余裕をもってお越しください。


ページトップへもどる


Q ソフトレンズを使っています。1本で消毒も洗浄もできるケア用品ってどうなんでしょう?
A いわゆるマルチパーパスソルーション(MPS)ですね。
とても便利です。

ただし忘れてはならないポイントが2つあります。
ひとつはこすり洗いをすること、もう一つは3か月ごとにレンズケースを交換することです。!

お皿洗いにたとえましょう。
油でギトギトのお皿を、最新型の洗剤に漬けておくだけで汚れすっきり!!すすぎも不要なのに、ぴっかぴか!!!!
・・・・・・・・・・・・・・・・なんて、あるわけないですよね。

まず、油を大まかに落として、洗剤をつけたスポンジでごしごし洗って、しっかりすすいで、完成!!
だと思います。

コンタクトも同じです。
まず、ケア用品でしっかりすすいで大まかな汚れを落とします。
それから、指のはらでしっかりこすり洗い。20回。これが大事です。
それから、再度すすぎ、洗浄液につけておきます。

コンタクトレンズを水道水で洗うのはやめましょう!!!

詳しくはそれぞれの洗浄液の添付文書をご覧ください。

それから、1つの薬剤で消毒ができて、そのまま目に入れてもよい、ということは裏返せば、はやり消毒成分がマイルドなのです。
このタイプのケア用品ではやっつけられないバイ菌がレンズケースに巣を作ってしまうこともあります。


コンタクトを使うときは、レンズケースの中を空っぽにして、きれいに洗って、自然乾燥させましょう。

そして、3か月ごとにレンズケースを交換することが安心だと思います。

また、まれにケア用品の成分で目が赤くなったり、調子が悪くなる人もおられます。
成分がメーカーによっていろいろですので、あうあわないがあるようです。

消毒効果が一番強いのは、ヨウ素消毒というタイプです。詳しくは、受診の際にお尋ねください。



ページトップへ戻る


Q コンタクトは1日何時間使ってよいのですか??
A その人の目の状態、コンタクトの種類によっていいろいろですが、短いほうが目に負担が少ないのは確かです。
ただ、仕事や生活パターンなどでどうしても長時間コンタクトを使用しないといけない人は、酸素透過性の高いシリコン素材のソフトレンズがお勧めです。

充血が強くなったり、痛みがある場合は、中止したほうが安心です。
そして、早めに眼科を受診してください。

それから、コンタクトをつけたまま寝ることはお勧めできません。
「つい、うっかり」「酔っ払って、そのまま寝てしまった」という方が時々おられますが、目に負担がかかってしまいます。

最近は、「つけたまま寝ても大丈夫なコンタクト」という宣伝で販売されているものもありますが、目のためを考えると、睡眠中は外したほうがよいかと思います。
ページトップへ戻る


Q なぜ、コンタクトが便利なのに、メガネがいるのですか?
A 朝起きてから寝るまでコンタクトで、メガネなしの生活だと、どうしても、コンタクトを長時間使用しがちです。
そのため、目の障害(角膜びらん、角膜潰瘍など)が起きやすくなります。
また、コンタクトの長期使用のために、目が酸素不足になってしまうこともあります。
そして、目の病気になった場合には、コンタクト中止が必要な場合も結構あります。

これらの理由のため、コンタクトのみではなく、コンタクトとメガネの併用をお勧めしています。

休みの日や夜は、メガネで過ごすのもよいかと思います。

ページトップへ戻る


Q ずっとコンタクトを使ってきたけれど、近くが見えにくくなってきました。コンタクトをやめないといけないでしょうか?
A 老眼の可能性が高いです。
45歳ごろから、多くのコンタクトユーザーが直面する問題です。

その場合は、少し度数を調整すると手元が楽になることが多いです。
ただ、その分、遠くが見えにくくなり場合もあります。

また、左右の目を、片方が遠く用、片方は近く用、と度数を調整して使い分ける方法もあります。
慣れるまでは大変、疲れやすい、という短所もありますが、トライした人のうち、半数程度は満足されるそうです。(モノビジョン)

最近は遠近両用コンタクトレンズも進歩してきました。
ただ、あの小さなレンズの中に近用と遠用の度数が、両方ありますので、今までの遠用コンタクトよりは見え方が落ちる場合もあります。
あまり期待しすぎるとがっかりします。20歳のころの見え方を100点とすると、80点の見え方なら上出来、と思ってください

また、遠近両用コンタクトは作るのが大変なので、お値段も高くなります。ご了承ください。



ページトップへ戻る